やっぱり…
JBoss徹底活用ガイド ーJava・オープンソース・JBoss Seam・JBoss AS
- 作者: 皆本房幸/大沢隆義/大塚玲子/木村貴由/小林俊哉/脇坂茂明
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2008/02/19
- メディア: 大型本
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今日電車の中で読んでみた。(土日に読めよw)
率直な感想。
「やっぱりSeamは敷居が高い」
おそらく本のターゲット層はこれからSeamを触ってみようてあたりかなと思うんだけど…。
本のはじめのチャプターでわかるように次のことを最低限抑えておかなあかんのは。
(逆を言えば、Seamに興味ある人はこのあたりを抑えてるだろうていう前提?さらにいえば個人的にはEJB2.xもある程度は抑えておきたいとこ)
上に上げた仕様てJavaEEの仕様なんでEJB3.0でもれなくついてくるてもの。
かといってデファクトなStrutsしか知らない人がついてこれるかというと…。
標準といわれたJSFもStrutsには勝てなくていまだよく知ってる(使われてる)わけではないし。
SeamはMBean←→SL/SFSB連携とかをやってくれるフレームワークだけど、それ以外の部分が重い。←覚える面で
ビューはJSF(Facelets/RichFaces)、モデルはJPA。
さらに拡張されたコンテキスト管理(Scope)。
サンプルアプリ程度はなんとか追いついていけるかもしれないけど、深い部分はそれぞれ仕様を把握しないとわからないし。
こういう部分はアーキが把握すればいいかもしれないけど、業務ロジックメインの実装者でもJSF、JPAあたりは知ってて欲しい部分だし。
こうやって考えちゃうとひがさんの薄いフレームワーク(SAStruts+S2+S2Jdbc)はかなりアリだよねぇ。
個人的にはSeamのコンセプトとか好きなんだけど、それを使うとなるとまだまだ大変なのかなぁ。
この業界デファクトにならないとやっぱりダメってことなんだろうか。
(仕事以外でほかの事を覚えようっていう人が少ないんだろうな)
以上、チラ裏ですた。